2024-08-30
結婚式というイベントは人生の大切な節目であり、結婚する二人を祝う特別な日です。
そんな晴れの場をさらに華やかに彩るのが、結婚式BGMです。
普段の生活の中でも「この曲結婚式で使いたいな」などもあるかと思います。
しかし、結婚式BGM選びは、曲の選定から著作権の問題まで、意外とルールもあり、どこから手をつければいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、結婚式BGM選びを成功させるための、基本的な知識から、シーン別のおすすめ曲、著作権に関する注意点までを網羅しました。
これから結婚式BGM選びを始めようとしているカップルは、BGM選曲で迷われたらぜひこの記事を参考にして、安心して結婚式BGMを選んでください。
目次
□結婚式BGM選び方の基本
結婚式BGM選びは、結婚式のテーマや雰囲気、二人の好みを反映できる重要な要素です。
ただ、曲選びに迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで、結婚式BGM選びをスムーズに進めるための基本的な知識をまとめました。
*結婚式BGM選びのタイミング
結婚式BGM選びは、早ければ早いほど良いです。
結婚式の内容が固まる挙式1か月前くらいまでに、曲の選定を終えるのが理想です。
プログラムが決まっていない段階でも、大まかに選んでおくことで、選択肢が広がります。
3~4か月前には検討を始めておくと安心です。
*結婚式BGMの選び方
結婚式BGMを選ぶ際には、以下のポイントを参考にしましょう。
1: 結婚式のテーマソングを決める
まず、二人の結婚式のテーマソングのようなものを1~2曲決めます。
テーマソングを軸に、他のBGMを選んでいくことで、結婚式全体の統一感が生まれます。
例えば、「お披楽喜は笑って」「手拍子の中を退場したい」「普段伝えられない感謝を表現する披露宴にしたい」など、テーマソングからどんな結婚式にしたいのかが明確になります。
2: 結婚式BGMの雰囲気を統一する
結婚式BGMは、ただ好きな曲を流すのではなく、結婚式全体の雰囲気に合わせた選曲が大切です。
例えば、挙式では厳粛な雰囲気、披露宴では華やかで楽しい雰囲気など、シーンによって適切な音楽を選びましょう。
また、同じアーティストの曲や、同じようなジャンルの曲を流すことで、統一感を出すことができます。
3: 結婚式BGMのボリュームに注意する
結婚式BGMのボリュームは、式場の音響オペレーターがゲストが会話や食事を楽しめるように、適切な音量に調整することをしてくれます。
盛り上がるようなシーンでは音量をあげたり、逆に手紙やスピーチなどで話を聞いてもらう場面ではBGMの音量を少し下げて、二人の声が聞き取りやすいように配慮してボリューム調節をしてくれます。
*会場とのやりとり
結婚式BGMを選ぶ際には、会場との連携も重要です。
1: 会場が所有しているCDを確認する
会場によっては、邦楽・洋楽など、豊富なCDを所有している場合もあります。
その場合は、会場が所有しているCDの中から選曲すると便利です。
試聴可能であれば、早めに予約して、いろいろな曲を聴いてみましょう。
※ただし、用意のない会場も多くブライダルYASUNAGAでも基本はご用意がありません。
2: 会場担当者(ウェディングプランナー)に相談する
結婚式BGMの選曲や、著作権に関する注意点など、わからないことは、会場担当者に相談しましょう。
経験豊富な担当者は、二人の希望や結婚式の内容に合わせて、適切なアドバイスをしてくれます。
□結婚式BGMを選ぶ際の著作権問題
結婚式で音楽を流す際には、著作権の問題に注意が必要です。
著作権には、演奏権と複製権の2つの権利があります。
*演奏権
演奏権とは、音楽を演奏するために必要な権利のことです。
CDから再生する場合も、著作権上では演奏にあたります。
多くの結婚式場では、著作権管理事業者(JASRACなど)と契約を結んでいるため、市販で販売されているCDを流すことは、基本的に問題ありません。
*複製権
複製権とは、曲を複製(コピー)するために必要な権利のことです。
CDをコピーしたり、ムービーと楽曲を1枚のディスクにまとめる場合は、複製利用の許諾や使用料の支払いが必要です。
複製利用の許諾や使用料の支払いについては、結婚式場やムービー制作会社に事前に確認しましょう。
*著作権フリー音楽の利用
著作権フリー音楽は、著作権の制限がなく、自由に使用できる音楽です。
結婚式BGMに著作権フリー音楽を利用する場合、事前に使用許諾を得る必要がないため、安心して使用できます。
ただし、著作権フリー音楽は、質や種類が限られている場合もあるため、注意が必要です。
*結婚式BGMの著作権に関する注意点
結婚式BGMの著作権に関する注意点として、以下の点を理解しておきましょう。
・無断で音楽を流すことは違法です。
著作権者の許可なく、音楽を演奏したり、複製したりすることは、違法行為です。
結婚式で音楽を流す際には、必ず著作権者の許可を得るか、著作権フリー音楽を利用しましょう。
・結婚式場によっては、使用できる音楽が制限されている場合があります。
結婚式場によっては、使用できる音楽が制限されている場合があります。
事前に確認しておきましょう。
□結婚式でBGMが必要な場面とおすすめ曲
結婚式では、様々なシーンでBGMが流されます。
ここでは、結婚式でBGMが必要な場面と、おすすめ曲をシーン別に紹介します。
1: 結婚式入場
結婚式入場は、新郎新婦がゲストの前に初めて姿を現す、重要なシーンです。
二人の個性を際立たせ、結婚式全体の雰囲気を盛り上げる、印象的な曲を選びましょう。
結婚式入場におすすめの曲
・「Canon」(ヨハン・パッヘルベル):定番中の定番曲で、結婚式にぴったりです。
・「A Whole New World」(アラジン):ディズニー映画のテーマソングで、夢のある雰囲気を演出できます。
・「First Love」(宇多田ヒカル):切ないラブソングで、二人の愛を表現できます。
・「結婚しようよ」(ゆず):結婚式の定番曲で、明るく楽しい雰囲気を演出できます。
・「ハナミズキ」(一青窈):感動的なバラードで、二人の未来への希望を表現できます。
2: 結婚式退場
結婚式退場も、新郎新婦にとって大切なシーンです。
二人の新たなスタートを祝福するような、希望に満ちた曲を選びましょう。
結婚式退場におすすめの曲
・「Celebration」(ケニー・ロギンス):結婚式のお祝いにふさわしい、明るく楽しい曲です。
・「Happy」(ファレル・ウィリアムス):誰もが知っているアップテンポな曲で、結婚式を盛り上げます。
・「糸」(中島みゆき):二人の絆を象徴するような、温かいバラードです。
・「愛を込めて花束を」(Superfly):感動的なバラードで、ゲストに感謝の気持ちを伝えることができます。
・「旅立ちの日に」(斉藤和義):二人の未来への希望を表現する、力強い曲です。
3: ケーキ入刀
ケーキ入刀は、新郎新婦が一緒にケーキをカットする、ロマンチックなシーンです。
二人の甘い未来をイメージさせる、ラブソングを選びましょう。
ケーキ入刀におすすめの曲
・「エリーゼのために」(ベートーヴェン):結婚式で人気のクラシック曲です。
・「Everything」(マイケル・ブーブレ):甘いラブソングで、二人の愛を表現できます。
・「愛してる」(西野カナ):ストレートなラブソングで、二人の愛情を伝えます。
・「奏(かなで)」(奏):二人の未来を奏でるような、感動的なバラードです。
・「君に届け」(flumpool):切ないラブソングで、二人の愛を表現できます。
中座におすすめの曲
・「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」(アンジェラ・アキ):親への感謝の気持ちを伝える、感動的なバラードです。
・「ありがとう」(いきものがかり):感謝の気持ちを伝える、ストレートなバラードです。
・「花束を君に」(宇多田ヒカル):大切な人に贈る、感動的なバラードです。
・「親心」(桑田佳祐):親心を描いた、温かいバラードです。
・「遠く遠く」(槇原敬之):遠く離れていても、心は繋がっていることを表現する、感動的なバラードです。
4: 再入場
再入場は、新郎新婦が再びゲストの前に登場する、華やかなシーンです。
二人の再スタートを祝うような、明るく楽しい曲を流しましょう。
再入場におすすめの曲
・「Love Me Tender」(エルビス・プレスリー):結婚式で人気の定番曲です。
・「Dancing Queen」(ABBA):結婚式を盛り上げる、アップテンポな曲です。
・「CHE.R.RY」(YUI):可愛らしい曲で、新郎新婦のキュートな魅力を引き立てます。
・「恋」(星野源):結婚式で人気の高い曲で、明るく楽しい雰囲気を演出できます。
・「Sugar」(マルーン5):結婚式を盛り上げる、アップテンポな曲です。
5: テーブルラウンド
テーブルラウンドは、新郎新婦がゲストテーブルを回り、一人ひとりと会話をする、アットホームなシーンです。
ゲストと距離を縮めるような、親しみやすい曲を流しましょう。
テーブルラウンドにおすすめの曲
・「小さな恋のうた」(MONGOL800):親しみやすいメロディーで、ゲストとの距離を縮めます。
・「世界に一つだけの花」(SMAP):結婚式で人気の高い曲で、ゲストの心を和ませます。
・「YELL」(いきものがかり):ゲストに元気を与える、アップテンポな曲です。
・「ありがとう」(いきものがかり):感謝の気持ちを伝える、ストレートなバラードです。
・「未来予想図II」(DREAMS COME TRUE):二人の未来をイメージさせる、温かいバラードです。
6: 花嫁の手紙
花嫁の手紙は、新婦が両親への感謝の気持ちを伝える、感動的なシーンです。
新婦の想いが伝わるような、心を打つ曲を流しましょう。
花嫁の手紙におすすめの曲
・「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」(アンジェラ・アキ):親への感謝の気持ちを伝える、感動的なバラードです。
・「ありがとう」(いきものがかり):感謝の気持ちを伝える、ストレートなバラードです。
・「花束を君に」(宇多田ヒカル):大切な人に贈る、感動的なバラードです。
・「親心」(桑田佳祐):親心を描いた、温かいバラードです。
・「遠く遠く」(槇原敬之):遠く離れていても、心は繋がっていることを表現する、感動的なバラードです。
7:花束贈呈
花束贈呈は、新婦が両親に花束を贈る、感謝の気持ちを込めたシーンです。
感動的なシーンにふさわしい、穏やかな曲を流しましょう。
花束贈呈におすすめの曲
・「糸」(中島みゆき):二人の絆を象徴するような、温かいバラードです。
・「やさしさに包まれたなら」(荒井由美):ゆったりとしたメロディーで、心地よい時間を演出できます。
・「未来予想図II」(DREAMS COME TRUE):二人の未来をイメージさせる、温かいバラードです。
・「ありがとう」(いきものがかり):感謝の気持ちを伝える、ストレートなバラードです。
・「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」(アンジェラ・アキ):親への感謝の気持ちを伝える、感動的なバラードです。
8: 退場
退場は、新郎新婦がゲストに別れを告げ、新たな人生を歩む、感動的なシーンです。
二人の未来への希望を込めた、力強い曲を流しましょう。
退場におすすめの曲
・「旅立ちの日に」(斉藤和義):二人の未来への希望を表現する、力強い曲です。
・「YELL」(いきものがかり):ゲストに元気を与える、アップテンポな曲です。
・「夢をあきらめないで」(岡村孝子):希望に満ちた曲で、ゲストに勇気を与えます。
・「未来予想図II」(DREAMS COME TRUE):二人の未来をイメージさせる、温かいバラードです。
・「ありがとう」(いきものがかり):感謝の気持ちを伝える、ストレートなバラードです。
9: 送賓
送賓は、新郎新婦がゲストを見送り、感謝の気持ちを伝える、最後のシーンです。
ゲストに心温まる別れの言葉を贈るような、感動的な曲を流しましょう。
送賓におすすめの曲
・「糸」(中島みゆき):二人の絆を象徴するような、温かいバラードです。
・「やさしさに包まれたなら」(荒井由美):ゆったりとしたメロディーで、心地よい時間を演出できます。
・「未来予想図II」(DREAMS COME TRUE):二人の未来をイメージさせる、温かいバラードです。
・「ありがとう」(いきものがかり):感謝の気持ちを伝える、ストレートなバラードです。
・「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」(アンジェラ・アキ):親への感謝の気持ちを伝える、感動的なバラードです。
□まとめ
結婚式BGM選びは、結婚式を成功させるために欠かせない要素です。
この記事では、結婚式BGM選びの基本的な知識から、シーン別のおすすめ曲、著作権に関する注意点までを解説しました。
結婚式BGM選びの際には、二人の好みや結婚式全体の雰囲気を考慮し、ゲストにも印象に残るBGMを選びましょう。
そして、著作権に関する注意点を守り、安心して結婚式BGMを流せるように準備を進めてください。
結婚式は、二人の人生にとって特別な日です。
この記事が、二人の結婚式BGM選びの参考になれば幸いです。