LINE相談
資料請求
来店予約

娘(息子)のナシ婚とは?親子で考える結婚式と幸せのかたち

娘(息子)のナシ婚とは?親子で考える結婚式と幸せのかたち

2025-01-30

結婚式を挙げない「ナシ婚」は、近年増加傾向にあります。
経済的な理由や、個人の価値観も多様化に変化など、
ナシ婚を選択する理由は様々です。
しかし、結婚式をしないという決断は、本人だけでなく、お互いの両親や家族、ご友人達の気持ちにも大きく左右するものです。
特に、親世代にとっての子供の結婚式というものは、自身の子供にとって人生の大きな節目であり、特別な意味を持つイベントであることが多いでしょう。
このため、結婚式をしない選択(ナシ婚)を検討する際には、親御さんの気持ちへの配慮と、円滑なコミュニケーションが不可欠となります。
今回は、親御さんの立場と、娘息子さんの立場、それぞれの視点から結婚式、ナシ婚について考え、それぞれの葛藤や解決策を探ります。
良好な親子関係を築きながら、後悔のない選択をするためのヒントをご紹介します。

親の気持ちとナシ婚への理解

結婚式への期待と親の役割

多くのご両親にとって、子供の結婚式は人生における大きなイベントの一つです。
長年かけて育ててきた子供が、新たな人生を歩み始める大切な瞬間を、親族や友人と共に祝う大切な場として捉えているからです。
結婚式は、親御さんにとって、子供への祝福の気持ちを表す場であり、同時に、これまでの育児への感謝を周囲に伝える機会でもあります。
また、親戚一同が集まることで、家族の絆を改めて確認し、深める場ともなるでしょう。
多くの親御さんは、子供の幸せを心から願っており、その幸せを分かち合う場として結婚式を期待しているのです。

親世代の結婚式経験と価値観

親世代の結婚式経験や価値観も、子供の結婚式への期待に影響を与えます。
伝統的な結婚式を経験した親御さんであれば、形式や儀式を重視する傾向があるかもしれません。
一方、簡素な結婚式を経験した親御さんであれば、形式よりも二人の幸せを優先する考えを持つ可能性もあります。
また、時代背景や経済状況の変化なども、親御さんの価値観に影響を与えているでしょう。
親御さんの世代によって、結婚式に対する考え方が大きく異なることを理解し、それぞれの価値観を尊重することが大切です。

子供に伝えたい気持ちと伝え方

親御さんが子供に結婚式をしてほしい場合、その気持ちをどのように伝えれば子供に素直に受け止めてもらえるか、悩む親御さんも多いのではないでしょうか。
直接的に「結婚式をしてほしい」と伝えるのではなく、子供の気持ちを尊重しながら、さりげなく結婚式への想いを伝える必要があります。
まずは結婚するふたりの考えを聞いてあげることが重要です。
子供の考えを理解した上で結婚式をしてほしい思いを、結婚式の意味合い、結婚式を挙げると得られることなどを伝えてあげるのがいいでしょう。
子供とじっくり話し合い、結婚式について、子供の考えを理解しようとする姿勢を示すことが大切です。

娘・息子がナシ婚を選ぶ理由

経済的な理由と現実的な問題

ナシ婚を選択する理由として、経済的な負担が挙げられます。
結婚式は、会場費、衣装代、料理代など、多額の費用(約300万円)がかかります。
特に、華やかな結婚式を望む場合、費用はさらに膨れ上がります。
また、前払いが基本ですので新郎新婦が前もって用意する金額が必要です。
若年層の経済状況や、将来への不安などを考えると、結婚式費用は大きな負担となるでしょう。
また、仕事や学業との両立、生活の安定など、現実的な問題もナシ婚を選択する理由の一つです。

価値観の多様化と個人の選択

近年、個人の価値観が多様化し、結婚式に対する考え方も変化してきています。
盛大な結婚式よりも、自分たちらしい、少人数での結婚式や、結婚式を挙げないことを選択する人が増えています。
結婚式は、必ずしも必要不可欠なものではなく、個人の自由な選択であるという意識の高まりが背景にあります。
形式にとらわれず、自分たちのスタイルで人生の節目を祝うという考え方も、広く受け入れられるようになってきています。
結婚式の良さを知る機会が少なくなっていることもその要因のひとつでしょう。

結婚式以外の選択

結婚式を挙げなくても、幸せな結婚生活を送ることは可能です。
結婚式以外の選択も現在ではあります。
フォトウェディングでウェディングドレスやタキシード、紋付袴や白無垢といった結婚式で着る衣装を着てスタジオフォトやロケーションフォトを記念として残す方法。
結婚式は挙げずに家族だけ集まり会食として済ませる方法。
また、親しい友人や家族と、アットホームなパーティーを開くなど、結婚式に代わるイベントを計画する方法を選ぶかたもいらっしゃいます。

ナシ婚を選ぶ前に必要な親とのコミュニケーション

コミュニケーションの重要性

親御さんと良好な関係を築くためには、継続的なコミュニケーションが不可欠です。
定期的に連絡を取り合い、近況報告をする、相談事を共有するなど、日頃からコミュニケーションを大切にすることで、お互いの理解を深めることができます。
また、親御さんの意見を尊重し、自分の考えをしっかりと伝えることで、円滑なコミュニケーションを築くことができるでしょう。

忘れてはいけない両家の考え

結婚するふたりが結婚式をするかしないかの選択をすること自体は誤りではありません。
しかしそれぞれの両親の考えがあることは理解しましょう。
お互いの親にとって、結婚式をするしないの影響は大きいため、自分たち、自分の両親、相手の両親の意見を聞くことは大切です。
どのような選択になったとしても、今後の結婚生活で良好な関係を進められるようにしましょう。

まとめ

結婚式を挙げないナシ婚は、現代社会において増加傾向にあります。
経済的な理由や価値観の変化など、様々な要因が背景にあります。
親御さんの期待と子供の意思のすり合わせは、ナシ婚を選択する上で重要な課題です。
しかし、親御さんの気持ちに配慮し、感謝の気持ちを伝える努力をすることで、良好な親子関係を維持したまま、後悔のない選択をすることが可能です。
結婚式に代わる家族行事や記念イベントを通して、親子の絆を深め、幸せな結婚生活を送ることが大切です。
それぞれの立場を理解し、互いに尊重し合うことで、ナシ婚後も良好な親子関係を築き、幸せな未来を築いていけるでしょう。
大切なのは、形にとらわれず、話し合いをしっかりすることです。
そして、自分たちにとって本当に大切なものを見極め、後悔のない選択をしてください。

ページスクロールページTOP