2025-12-20
はじめに|見積書をもらって「安心」していませんか?
結婚式場を見学し、見積書をもらうと
「思ったよりいけそう」
「この金額なら大丈夫かも」
と、少しホッとされる新郎新婦はとても多いです。
ですが実際には、結婚式後に
「最初の見積と全然違った」
「聞いていない費用がどんどん出てきた」
という声を、私たちは何度も耳にしてきました。
結婚式の見積書は、金額そのものより「中身」を理解しているかどうかがとても重要です。
なぜ結婚式の見積書は、ここまでわかりにくいのでしょうか。

なぜ結婚式の見積書は最初わかりにくいのか?
結婚式の見積書がわかりにくい一番の理由は、
初回見学時の見積は「最低限の内容」で作られていることが多いからです。
式場見学では、
- 会場の雰囲気が素敵
- プランナーの話が楽しい
- 当日限定の割引が出る
- 「今日決めたらお得ですよ」と背中を押される
こうした流れの中で、細かい費用まで冷静に確認するのはとても難しいものです。
その結果、
「見積書に書いていない=かからない」
と無意識に思ってしまい、契約後に初めて追加費用を知る、というケースが多発します。

見積書に入っていないことが多い費用一覧
ここからは、実際に後から追加になりやすい代表的な項目を具体的に見ていきましょう。
新郎新婦の衣装まわりの費用
見積書には「ドレス1点」「タキシード1点」と書かれていても、
- 選ぶドレスによるランクアップ料金
- タキシードのグレードアップ
- ベール・グローブ・アクセサリー・靴などの小物代
- お色直し時の追加衣装代
これらが別料金になっていることは珍しくありません。
「選べる」と書いてあっても、見積に入っているのは最低価格帯というケースが多いのが実情です。
親御様の衣装(留袖・モーニング)関連費用
意外と見落とされがちなのが、親御様の衣装費用です。
- 留袖・モーニングのレンタル代
- 草履・バッグ・シャツ・ネクタイなどの小物代
- 会場で借りる場合の手数料
これらが、見積書に含まれていないことは非常に多いです。
「親の衣装は別ですよ」と契約後に言われ、初めて知る方も少なくありません。
親御様のヘアセット・着付け料金
さらに最近特に多いのが、
親御様のヘアセット・着付け料金が後から追加になるケースです。
- 留袖の着付け代
- お母様のヘアセット
- 場合によってはメイク代
これらが1名あたり数万円かかることもあり、
両家分となると意外と大きな金額になります。
事前に説明がなく、
「当たり前に必要なものなのに、見積に入っていなかった」
と驚かれる新郎新婦も多いポイントです。
料理・ドリンクのグレード
見積書に入っている料理は、最低ランクであることがほとんどです。
実際には、
- もう少しボリュームを出したい
- 親族や上司が多いので料理の質を上げたい
と考え、ランクアップする方が大半です。
ドリンクも同様で、
内容を充実させると人数分で大きく費用が変わります。
装花(お花)に関する費用
見積書に記載されている装花は、
**あくまで「イメージ金額」**であることが多く、
- 写真で見た装花と実際の内容が違う
- ボリュームを出したら追加料金がかかった
ということもよくあります。
「この写真の雰囲気にしたい」と言った瞬間に、
金額が上がるケースも珍しくありません。
演出・映像・写真関連
- エンドロール
- 記録映像
- アルバム
- 演出アイテム
これらはやらない人のほうが少ないにも関わらず、
初回見積には入っていないことが多い項目です。
なぜ契約後に「足していく」見積が多いのか
結婚式業界では、
最初の見積を低く見せたほうが契約につながりやすい
という考え方が根強くあります。
そのため、
- 最初は最低限
- 打ち合わせが進むごとに追加
- 最終的に100万円以上アップ
という流れが「当たり前」になってしまっているのです。
新郎新婦も
「結婚式ってそういうものなのかな」
と納得してしまいがちですが、
本来そうである必要はありません。
ブライダルYASUNAGAが「安心」と言われる理由
ブライダルYASUNAGAでは、
この「あとから増える不安」をできる限りなくすことを大切にしています。
契約前から、必要になりやすい費用をできるだけ見せる
- 新郎新婦の衣装
- 衣装小物
- 親御様の衣装・着付け・ヘアセット
- 料理・ドリンクの現実的なグレード
- 演出や映像
これらを、契約前の見積段階からできるだけ反映します。
そのためヤスナガの見積書は、
「高く見える」と言われることもあります。
ですが実際には、
契約後に大きく金額が変わらないという安心感につながっています。
「あとから削る」こともできる見積
一般的な式場は「あとから足す」見積ですが、
ヤスナガは「あとから削る」こともできる見積です。
- ここはシンプルにしよう
- これはやめておこう
と調整することができるため、
最終的に納得感のある内容で結婚式を迎えられます。
見積書を見るときに必ず確認してほしいポイント
これから結婚式を検討する方は、ぜひ以下をチェックしてください。
- この見積は最終金額に近い内容か
- 衣装は現実的なランクか
- 親御様の衣装・着付け・ヘアセットは含まれているか
- 料理・ドリンクは最低ランクではないか
- 実際にやる可能性が高い演出は入っているか
「安いかどうか」より、
**「わかりやすいかどうか」**が何より大切です。
まとめ|見積書は「金額」より「透明性」
結婚式の見積書で一番怖いのは、
金額そのものではなく、見えていない費用が多いことです。
最初からすべてが明確で、
安心して準備を進められることが、
結果的に一番満足度の高い結婚式につながります。
見積書に不安を感じたら、
「これって本当に全部入っていますか?」
と、ぜひ一度立ち止まって確認してみてください。
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